ただの適当な開発記

会社勤めしつつUnityでアプリ作ってる人の雑記

年始に読んだ個人開発者インタビュー記事まとめ

クライアントエンジニアとして働きはじめて早9ヶ月が経ち、会社の中で働くことと個人として働くことに違いについて考える事が多くなりました。
今の会社に入社し、今いるスマホゲームの部署に配属希望を出したのは、独立(または個人受託開発への転換)に向けて現場で使われてる技術を身につけたかったからでした。
企画、開発、運用といった一連の流れの中で何が行われているかは現場の中で学び、そして個人開発者として独立した際にこれらの中で不必要なものが多くあることも感じた。
改めてスマホゲームを個人でリリースした人たちのインタビュー記事を眺めて見る事で、2015年の働き方を見直したいなーということで以下記事(+自分のどうでもいいコメント)まとめ。

ぐんまのやぼうで知られるRucKyGAMESさんのインタビュー記事。
両インタビューにて
・時間が自由に使える分より能動的に開発と向かい合う必要があること
・数年後の仕事については想像がつかなく、安定のなさを危惧していること
が印象的でした。

「ぐんまのやぼう」も総計で100万(円)がやっと。

「ぐんまのやぼう」は学生時代に周りの友人(スマホゲームライトユーザー)数名が落としていたし、話題に話題にもなったのでもっと売れるものだと思ってました。

10本つくれば1本当たるかもよとしか言えない。作り続けるのが一番、強いです。ツール系アプリは定番が決まると変わらないので、ゲームがやはり狙い目です。

新しいorニッチなニーズを見付け定番となるようなものを開発できればツール系アプリでも当たるのかもしれないが、ゲーム系よりも更に勝者が常連となっているようなイメージ



Colorful Notesで知られるMaruchuさんのインタビュー記事。

ゲームの開発会社に勤めながら、個人でも毎年ゲームを作り続けているというMaruchu氏

Maruchさんは、自分が今一番現実的かつ妥当だと考えている働き方を体現している方

一番、心が折れそうになったのが「Unityの登場」

「ゲーム作りの仕組み」を自分で考えてきた当人からしたら、ゲーム作りで必要な作業の大部分を処理してくれるUnityの登場で心が折れたと語っています。

「あー、会社辞めなくてもMaruchuさんぐらいのことできたんかなー?」っていうIFの自分を重ねられる存在に なりたい


記事の最後で「会社を辞めずにどこまで行けるか」ということに言及されています。
会社に勤めながら個人開発を続け、クオリティの高いゲームを作れるのは自分の理想のような姿です。


「絶品!ウマすぎカフェ」という経営シミュレーションゲームを個人開発したAkerusoftの久保谷さんのインタビュー記事。

アプリはイラストも含めてひとりで作っています

イラストも自分で書け、全て自分で作れるというのはやはり強みですよね。新規の挑戦と撤退に関しては複数人開発に比べて大分フットワークを軽くして動けるんだと思います。
また、例えば「キャラに魅力がない」というシステム面ではどうしようもない指摘を受けた際にも自分で絵を描ければ改善できる。
ウマすぎカフェ!ではアプリアイコンを40回以上作りなおしたということで、拘れるというのも効率の面では一長一短なのかもしれませんが。


退職➡個人での仕事➡シリコンバレー
というフローを辿り、今は日本国内でiosアプリの開発者や執筆者として仕事をしている堤さんの記事です。

「個」の立ったエンジニアでありたいなと。人間的な面でも、技術的な面でも。

受託した仕事では結局労働力と技術力のみが必要とされると感じ、このように思ったようです。

今自分がいる会社でも人の入れ替わりは異様に早いです。確かにそこに個性の介入する余地はなく、ただ現場に対して100%のパフォーマンスを発揮できなくなった人材を会社の新陳代謝の如く排出と補充を繰り返しているように感じます。そのような環境が多く存在するであろうIT業界で働くエンジニアは、自分としての核と成る部分を濃くしていかないといけないなと強く感じています。

そしてその自分の強みを理解した上で周りに伝えていくセルフブランディングの能力も不可欠だなと。記事の堤さんはその能力にも長けているように感じました。それこそ個を立たせたいという想いの結果なのだと思いますが。

まとめ

会社に勤めたまま開発するか、独立して個人開発に踏み切るかの判断基準は以下の3点があると考えていました。

  1. 生活の安定が得られるか
  2. 自由に開発する環境があるか
  3. 自らのスキルアップに繋がるか

①については皆さん②が満たされているからあまり問題ではない、という感じでした。
逆を返すと個人開発を始めるに当たって、一山当ててやる!という動機で始めると、①の壁にぶつかり長続きしない可能性があるということになるのかもしれません。
何より気になったのが、独立に関して③の観点について考えている人があまりいなかった点です。
スキルに関しては成熟された状態の方々が独立してインタビュー記事に載っているのか、そもそも環境は関係ないという人が多数派なのか。
個人開発の道がいかなるものかを踏まえた上で、2015年の方針を考えたいと思います。